マタバリ超々臨界圧石炭火力発電事業(2)
Matarbari Ultra Super Critical Coal-Fired Power Project(2)
実施中案件

- 国名
- バングラデシュ
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印
- 2016年6月~
- 借款契約額
- 378.21億円
プロジェクト紹介
バングラデシュでは近年の著しい経済成長や工業化の進展に伴い、電力供給が追いついておらず、現状は需要の約9割に供給がとどまっています。一方、電力需要は年率9.3パーセントの増加が見込まれるにもかかわらず、主なエネルギー源である国内天然ガスは、2017年をピークに算出量が減少する見込みで、電力供給の増強およびエネルギー源の多様化が課題となっています。この協力(第2期)では、バングラデシュ南東部チッタゴン管区マタバリ地区に定格出力1,200メガワット(600メガワット×2基)の高効率の超々臨界圧石炭火力発電所を建設することにより、同国における電力需要の急増に対処するとともに、温室効果ガスの排出を抑制します。これにより、同国における経済全体の活性化及び気候変動の緩和に寄与します。