バングラデシュ国(以下「バ」国)政府は、1990年に「万人のための教育」宣言の署名以来、MD Gターゲット2の「全児童が初等教育を修了」の達成に向けて積極的な取り組みを実施してきた。その結果、初等教育の純就学率を93.9%(2009)まで高めることに成功した。しかし、義務教育である初等教育の修了率は54.9%(2009)に留まり、中途退学、ひいては教育の質の問題が大きな課題として認識されている。
「バ」国政府は、2004年から11ドナーの支援のもと予算総額約11億US$の規模にて「第2次初等教育開発計画(Primary Education Development Programm…