マラウイの首都リロングウェ市では、人口増加や施設の老朽化・施工不良による漏水などから需給バランスが悪化し、一日当たりの給水時間が低下しています。また、漏水、水道メータ誤検針や違法接続など、料金請求対象とならなかった水の割合(無収水率)が高く、既存水源水量を最大限効率的に活用するためこの削減が大きな課題でした。本事業では、1)中長期ローリングプラン策定と実施、2)パイロット活動を通じた実施能力の向上及び給水サービスの改善、3)関係者との知見共有と住民の理解・協力促進のための啓発活動を通して、リロングウェ水公社(LWB)が、持続的な無収水率低減が可能となる能力向上をサポートしています。