モンゴルでは西部地域を中心にマグニチュード8 クラスの大地震が度々発生していることが地震年表に残されているほか、近年では、全人口の約半数が集まる首都ウランバートル市の近郊に3つの活断層(ホスタイ断層:同市から南西約30km、エミールト断層:南西約15km、グンジン断層:北東約5km)が発見され、ウランバートル市内でも有感及び無感の地震が増加するなど、地震リスクの高まりが懸念されている。
このような状況において、JICAは、2012年2月から2013年10月まで、ウランバートル市非常事態局(Emergency Management Department of the Capital Ci…