【看護】モンゴル国における看護職のコンピテンシー策定に向けワーキンググループメンバーが集いました
プロジェクトでは、モンゴルの看護職コンピテンシー策定に向け、様々な活動を行ってきました(以下、リンク参照)。
これらの活動を受け、保健省保健開発センター長から看護職のコンピテンシー策定に関するセンター長令(A/97)が9月8日付で発令され、任命されたメンバーと共にオンライン会議などを行ってきました。
そして今回はこれまで行ってきた調査や話し合いを基に11月14日~11月18日にかけ、短期専門家である古屋専門家にモンゴルにお越し頂き、これまでの活動によって導き出されたキーワードを用いてワーキングメンバーと共に構造化・文章化することに取り組みました。
11月15日保健省保健開発センターにワーキングメンバーが集った際には、保健省保健開発センターの人材開発部長であるBattsooji部長から「看護のコンピテンシー策定に取り組むことは、看護の基盤となる根をしっかりと根付かせることにつながる貴重なことである」と激励を頂きました。これを受け、集まったメンバーは今まで学んだ知識や経験を基に、モンゴルの看護職のコンピテンシーをどのように表現するか懸命に話し合っていました。また、この結果を基に11月17日には再度オンラインミーティングを実施し、意見交換を行いました。
看護の卒後研修を考えるうえでコンピテンシーを策定するためのこれらのプロセスは大変貴重なものであり、プロジェクトでは今後もモンゴルの看護師の皆さんと共に卒後研修強化に向け取り組んでいきたいと思います。
看護専門家 菅原千賀子
CHDに集ったワーキンググループメンバーと古屋専門家
キーワードの関連について議論を重ねるワーキングメンバーの様子
検討内容を吟味する古屋専門家とワーキンググループメンバー
それぞれの発表内容について検討するワーキングマンバー達
11月17日のオンラインミーティングの様子