ニコラテスラ火力発電所排煙脱硫装置建設事業

背景と目的

セルビア最大で同国の発電量2割強を占めるニコラ・テスラA火力発電所は、排煙から排出する二酸化硫黄(SO2)や煤塵の量が多く、環境や周辺住民の人体に対する負荷を減少させることが喫緊の課題となっていました。

そのため、排煙脱硫装置を建設することにより、SO2や煤塵の排出量の大幅な削減が可能となり、セルビアの環境改善に大きく寄与することが期待されます。

  • 交換公文(E/N)締結日:2011年11月24日
  • 供与限度額:282.52億円
  • 実施機関:セルビア電力公社及びニコラ・テスラA火力発電所
  • 事業概要:ニコラ・テスラA火力発電所において、排煙脱硫装置の建設を行うものです。