【所長のつぶやき】Ver.17~JICA東京は地域の皆さんとともに~

2023.10.04

JICA東京のサイトにご訪問いただき有難うございます。所長の田中泉です。
JICA東京を応援いただいている皆さん、また事業を一緒に作ってくださっている皆さん、
いつもありがとうございます。

祭礼のお神輿がやってきました!

JICA東京は1985年に東京都渋谷区に設立されました。
JICAの国内拠点の中で最大の事業規模及び宿泊受け入れ規模をもっています。

暑い夏が少しおさまった9月23日は地元代々木八幡の祭礼、西原敬神睦のお神輿と山車が東京センターに大きな掛け声とともにやってきました。東京センター正面でお神輿と山車に少し休憩をとっていただき、その間に当日滞在していた研修員たちにお神輿を担がせていただきました。「わっしょい、わっしょい」と覚えたての日本語で声を合わせながらお神輿を担ぎ、大写真撮影会になりました。日本の秋のお祭りの様子や、地域の行事の様子を体験し世界からやってきた研修員は大満足の週末でした。

JICA東京では、様々な日本の関係機関の協力を得て、保健医療、インフラ整備、環境、産業開発、公共政策等の分野において年間約500コースの研修を実施しており、120か国以上の開発途上国・地域から約4000人の研修員を受け入れています。研修員は日本と研修員の出身国の政府の間で結ばれた国際約束に基づき、相手国の代表として日本にやってくる行政官や技術者が大半です。研修はおおむね2週間から2カ月程度となりますが、開発に必要な知識・技術を体系的により深く学ぶため、大学院に入学し、修士号や博士号取得を目指して2年以上の期間、専門分野の研究に取り組む「長期」研修員もいます。

JICA東京の食堂の愛称がOASISとなりました

JICA東京の食堂の愛称がOasisとなりました。愛称募集には沢山のかたに応募いただき大変ありがとうございました。

JICA東京食堂は都内、渋谷区では珍しい緑豊かな中庭に面しており、どなたでもご利用可能です。お食事を楽しみながら、季節の移ろいを感じるひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。(もうすぐ紅葉で美しくなります。)
Oasis(オアシス)は世界中の研修員も利用しており、世界のメニューも楽しんでいただけます。
JICA東京食堂が、地域の皆さん、研修員の心のOasisになることを一同願っています。

別ランチメニューとしてラグビーワールドカップの出場国のお料理を提供中です!

JICA東京のOasisには池もあります

渋谷区の住宅街の中ですが、緑生い茂る中庭がJICA東京にはあります。
この中庭には小さな湧水池があります。
1991年の東京都の調査では1日に40立方メートルほどの湧水が確認されており、池の水は大変澄んだものです。
この池の湧水は渋谷の街の中心部を流れる渋谷川の支流の宇田川の水源のひとつです。
池には大きな鯉が悠々と泳いでいます。

ぜひJICA東京食堂で世界を感じ、その後は中庭の貴重な緑を楽しみ、そして貴重な湧水池、そしてその中で泳ぐ鯉を探しにいらしてください。

JICA東京は地域に開かれた、地域の皆さんとともにあるセンターを目指しています。
是非JICA東京にいらしてください!

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ