2020年4月1日付の組織改編について

2020年3月6日

独立行政法人国際協力機構(JICA)は、機構外の多様なアクターとの連携を一層促進することを目指し、2020年4月1日付で組織改編を実施します。

1.社会基盤・平和構築部、人間開発部、地球環境部、農村開発部及び産業開発・公共政策部の5部(以下「課題部」という。)を改編し、ガバナンス・平和構築部、人間開発部、経済開発部、社会基盤部及び地球環境部の5部を設置します。

SDGsの達成に向けて、国内外の多様なアクターとの連携を更に促進するために、SDGsの4つの“P”(Peace(平和)、People(人間)、Prosperity(豊かさ)、Planet(地球))や開発協力大綱に沿った組織体制を構築します。産・官・学・国際機関等多様なアクターと協働する「プラットフォーム」の機能を強化し、JICA内外の知見、技術、資金の活用、イノベーションを促進し、開発効果の最大化を目指します。

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2.人事部、調達部及び国際協力人材部の3部を改編し、人事部及び調達・派遣業務部の2部を設置します。

従来、各種調達、専門家派遣等に関する業務は、調達部及び国際協力人材部が担当していました。今回、調達・派遣業務部を設置することによりこれを一元化し、担当窓口の一本化や制度及び運用の集約化・合理化を進め、JICA業務に携わる方の利便性を向上します。また、人事部内に開発協力人材室を新設し、専門家、ボランティア、職員等の開発協力人材全体の中長期的な育成及びキャリア形成支援の戦略化と効率化に取り組みます。併せて、複数部署に分散していた雇用・労務・健康管理業務を人事部に集約化し、業務効率化を図ります。

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