モンゴル国における雪害被害に対する国際緊急援助－供与物資の引渡し－
2024.03.26
モンゴル国における雪害被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し‐
モンゴル国における雪害被害に対し、国際協力機構（JICA）が供与した緊急支援物資が、同国に引き渡されました。
モンゴル国に対し供与する緊急援助物資は、3月25日に首都ウランバートルに到着しました。同日16時（現地時間）より、モンゴル国家非常事態庁にて、モンゴル側から同庁オーガンバヤル副長官、国家非常事態委員会バヤルフー事務局長、日本側から井川原賢在モンゴル特命全権大使、吉村徳二JICAモンゴル事務所次長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。
物資引渡しに際し、オーガンバヤル副長官より、雪害により甚大な被害を受けているモンゴル国民に対し日本より暖かい手を差し伸べてくれたことに対する深い感謝の意が示されました。井川原大使は、１月の能登半島地震の際にモンゴル国民から頂いた義援金について触れ、大変な時にお互いに助け合えることが両国関係の基盤である旨述べました。吉村次長は、供与物資が被災地で役立てられ、被災者の方々が一日も早く、元の生活を取り戻せるよう祈念する旨伝えました。
緊急支援物資である毛布、ポリタンク、発電機、コードリールは、速やかに同国政府により被災者に届けられます。
緊急支援物資の前に並ぶ（左から）国家非常事態委員会バヤルフー事務局長、非常事態庁オーガンバヤル副長官、井川原特命全権大使、吉村モンゴル事務所次長
- 引渡書に署名する吉村次長、オーガンバヤル副長官
- 謝辞を述べるオーガンバヤル副長官
- 引渡し式参加者との集合写真
＼SNSでシェア！／
scroll