人材育成奨学計画(JDS)来日レセプション

掲載日:2023.09.05

イベント |

全体集合写真。総勢428名の大々的なレセプションとなった。

全体集合写真。総勢428名の大々的なレセプションとなった。

概要

会議名:2023年度 人材育成奨学計画(JDS)来日レセプション
開催日:2023年8月29日(火)
主催:JICA、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)
場所:ヒルトン東京

主な参加者

山田順一 JICA副理事長
日下部英紀 外務省国際協力局審議官

背景・目的

2023年8月29日(火)、JICAは、世界19ヵ国から来日したJDS留学生307名を歓迎するイベントである来日レセプションを開催しました。JICAでは、政府の「留学生受入10万人計画」のもと、1999年度より、無償資金協力による留学生受入事業として、人材育成奨学計画(JDS)を実施しています。対象国において将来指導者層となることが期待される優秀な若手行政官等を育成するため、これまでに世界19ヵ国、修士課程と博士課程合わせて総勢5,000名以上の留学生を受け入れてきました。
この度、本年度来日のJDS留学生と、JDS参加者対象国在日大使館、外務省関係者、受け入れ先大学関係者、JICA関係者が一堂に会しネットワーク強化を促進しました。

内容

2023年8月29日(火)、JDS来日レセプションを開催し、世界19ヵ国のJDS留学生と、JDS参加者対象国在日大使館、我が国外務省関係者、受け入れ先大学関係者、JICA関係者をはじめとする総勢428名が一堂に会し、JDS留学生の来日を歓迎しました。

レセプションに先立ち、代表としてウズベキスタン、セネガル、モルディブの3名のJDS留学生がJICA山田順一副理事長と面談しました。各留学生からは日本での学びに対する抱負や、留学経験を活かしたキャリアパスへの意気込みが語られ、山田副理事長からは激励の言葉が送られました。

外務省国際協力局日下部英紀審議官による乾杯の挨拶で開始したレセプションでは、各関係者が国を越えて活発に交流しました。参加者からは「自国だけでなく、他国 JDS 留学生や多くの事業関係者と交流できる機会を頂けて感謝」、「このつながりを大切にしていきたい」との感想があり、本レセプションを通じて、留学生を歓迎するにとどまらず、留学生自身の士気向上や、留学生と本邦行政官、大学関係者、JICA関係者のネットワーク強化が大いに促進されました。

JICAは今後も、各国の社会・経済開発課題の解決および二国間関係の発展に貢献する若手行政官への人材育成支援を展開していきます。

JDS留学生とJICA山田順一副理事長の面談の様子

JDS留学生とJICA山田順一副理事長の面談の様子

JICA山田順一副理事長による開会挨拶

JICA山田順一副理事長による開会挨拶

乾杯挨拶する外務省国際協力局日下部英紀審議官

乾杯挨拶する外務省国際協力局日下部英紀審議官

代表留学生ルジャイナ・タスニーマさん(モルディブ)のスピーチ

代表留学生ルジャイナ・タスニーマさん(モルディブ)のスピーチ