セミナー「世界開発報告(WDR)2023: 移民・難民・社会」

掲載日:2023.06.30

セミナー |

セミナー「世界開発報告(WDR)2023: 移民・難民・社会」

JICA緒方貞子平和開発研究所と世界銀行東京事務所の共催にて、世界開発報告(World Development Report: WDR)2023発刊セミナーを開催いたします。テーマは「移民・難民・社会(Migrants, Refugees, Societies)」です。コメンテーターとして、リセット・ロビレス JICA緒方貞子平和開発研究所 研究員、小林 洋輔 JICA国内事業部 次長(市民参加推進担当)兼 外国人材受入支援室長、山形 辰史 立命館アジア太平洋大学教授が登壇いたします。

セミナー概要

世界銀行グループは2023年4月25日、新報告書「世界開発報告(WDR)2023: 移民・難民・社会」(World Development Report 2023: Migrants, Refugees, Societies)を発表しました。同報告書では、世界的に過去に例のないペースで高齢化が進んでおり、多くの国が長期的成長の可能性を実現するため、移民への依存を強めていると分析しています。

同報告書は、この傾向について、移民が経済と人々に寄与するまたとない機会と捉えています。富裕国に加え、従来から数多くの移民を送り出してきた中所得国も人口減少に直面しており、労働者や優秀な人材をめぐる世界的な獲得競争が激化しています。一方、大半の低所得国では急速な人口増加が予想され、若者のための雇用創出を急ぐ必要にせまられています。

今回のセミナーでは、同報告書をとりまとめたチームを主導したカイ・トアン・ドゥ世界銀行WDR2023執筆担当共同局長の来日の機会をとらえ、同報告書の主なポイントをご紹介します。

プログラム

基調報告
カイ・トアン・ドゥ(世界銀行 世界開発報告(WDR)2023 執筆担当共同局長)

討論
リセット・ロビレス(JICA緒方貞子平和開発研究所 研究員)
小林 洋輔(JICA 国内事業部 次長(市民参加推進担当)兼 外国人材受入支援室長)
山形辰史(立命館アジア太平洋大学 教授)

質疑応答
大森功一(世界銀行 東京事務所 上級対外関係担当官)

発表資料

関連リンク

参加申し込み

本セミナーは事前申し込み制です。以下より申し込みをお願いいたします。

お問い合わせ

世界銀行東京事務所 担当者:大森
Eメール:komori@worldbankgroup.org
JICA緒方研究所企画課 担当者:山本
Eメール:Yamamoto.Saori2@jica.go.jp