パプアニューギニア独立国における自然災害被害に対する国際緊急援助‐供与物資の引き渡し

3月下旬にパプアニューギニア国西部において発生した洪水・土砂災害被害に対して、国際協力機構（JICA）が供与した緊急援助物資が同国に引き渡されました。

同国に対し供与する緊急援助物資の第一陣は4月14日（日）に首都ポートモレスビーへ到着し、同日16時30分（現地時間）よりジャクソン国際空港にて、パプアニューギニア側からラセ・マナ国家災害センター所長が、日本側から渡邊信之駐パプアニューギニア日本国特命全権大使、松岡秀明JICAパプアニューギニア事務所長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

引渡式では、マナ国家災害センター所長より、日本の支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、これは単なる物資供与ではなく、日本とパプアニューギニアの人々の友情の証である旨が述べられたのに対し、渡邊大使より今回の被害者に対するお悔やみのお言葉と被害からの復興が一刻も早く進むことを希望する旨発言がありました。

なお、第二陣は4月16日（火）に到着予定。今回供与した援助物資は、パプアニューギニア軍の輸送機や国家災害センターが手配した輸送車により被災地に届けられる予定です。

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