ボツワナ向け円借款貸付契約の調印:新型コロナウイルスの感染拡大により大きな影響を受けた貧困層・脆弱層を支援し、経済・社会の安定化に貢献

【SDGsロゴ】貧困をなくそう

【SDGsロゴ】すべての人に健康と福祉を

【SDGsロゴ】働きがいも経済成長も

2023年2月20日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、2月17日、首都ハボロネにて、ボツワナ共和国政府との間で「新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援借款」を対象として150億円を限度とする円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印しました。

本事業は、新型コロナウイルスの感染拡大による社会経済的影響が深刻なボツワナにおいて、同国政府への財政支援を行うことにより、社会的弱者の保護、経済活動の維持およびグリーン成長の促進を図り、もって同国の経済・社会の安定及び開発努力の促進に寄与するもので、本事業は世界銀行及びアフリカ開発銀行との協調融資となります。SDGs(持続可能な開発目標)ゴール1(貧困の撲滅)、3(すべての人々の健康的な生活の確保)、5(ジェンダー平等)、7(持続可能なエネルギーの確保)、8(包摂的かつ持続可能な経済成長)及び13(気候変動対策)に貢献します。

事業の詳細は以下のとおりです。

1.借款金額及び条件

案件名 借款金額
(百万円)
金利(%/年) 償還期間
(年)
据置期間
(年)
調達条件
本体 コンサルティング・サービス
新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援借款 COVID-19 Crisis Response Emergency Support Loan 15,000 0.01 - 15 4 一般アンタイド

2.事業実施機関
財務省(Ministry of Finance)
住所: Government Enclave Khama Crescent Block 25, State Drive, Gaborone, Botswana
TEL: +(267) 3950100

3.今後の事業実施スケジュール(予定)
(1)事業の完成予定時期: 2023年3~5月(貸付実行時をもって事業完成)
(2)コンサルティング・サービスに係る招請状送付予定時期:
本事業において、コンサルティング・サービスの実施は予定されていません。
(3)本体工事に係る国際競争入札による最初の調達パッケージの入札公示:
本事業において、入札を伴う工事は予定されていません。

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