中間レヴューにおける提言(No.450)のひとつに「タイの順化技術の習得」があります。これは、無菌的かつ効率的に増殖させるのに有効な組織培養で育てたキャッサバの苗(文字通り「温室育ち」で、そのまま土に植えても、なかなかうまく育ちません)を、外気や土になじませ元気よく成長させるための技術のことで、キャッサバ先進国のタイにおいて十何年かけて試行錯誤の末に編みだされました。そこでベトナムとカンボジアのカウンターパートをタイのラヨーン畑作物研究センターに派遣し、この技術習得のための実践研修を行ないました。