第1回JCCを開催

2015年10月7日

租税総局能力強化プロジェクトのプロジェクト活動における年間活動計画を協議する第1回合同調整委員会(Joint Coordinating Committee:JCC)を2015年10月7日に租税総局で開催しました。本会議では、新プロジェクト開始後初めての会合でもあり、キックオフミーティングの意味も含めて開催しました。本会議には、プロジェクト・ダイレクターであるコン・ヴィボル租税総局長は欠席であったものの、GDT副総局長バン・プティポール氏が議長として出席したほか、JICAカンボジア事務所から安達所長、プロジェクトの武藤チーフアドバイザー、租税総局のカウンターパートなど総勢50名の参加がありました。
今後のプロジェクトの柱となるPDMについて、今後より明確にする必要性はあるものの、1)今後の税収増加に向け申告納税者数を増加させ、また申告手続きの簡素化により納税者サービスの改善につながるSAF(Simplified Accounting Format、簡易帳簿)方式の導入のサポート、2)納税者教育の実施、3)FAQs(Frequently Asked Questions)の拡充を柱としていくことを再確認しました。

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挨拶をする武藤チーフアドバイザー(右から2番目)

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JCC会合のメインテーブルの様子