上田先生、石塚先生、小川先生(早稲田大学)のE-JUST訪問

2014年2月23日

2014年2月23日(月)より,早稲田大学から専攻幹事の上田先生,E-JUST特任教員の石塚先生,小川先生が来訪しました.今回の訪問では,博士課程学生の進捗状況報告会が開催されたほか,教員採用に係る協議,学位取得要件に係る協議,学生の日本派遣に係る協議,共同研究に係る協議,指導学生との面談などに従事していただきました.なお,石塚先生は春学期終了までの約4か月,E-JUSTに滞在されます.研究・教育経験が豊富なシニアの先生が長期でE-JUSTに滞在するのはコンピュータ・情報工学専攻の強みと言えます.

『専攻教員の厳しい指導のもと,学生は着実にレベルアップしており,研究業績の面でも良い成果が出ていると言えます.専攻長のマハディ先生は難関国際会議や論文誌にのみ投稿を許していますが,執筆から採録を得るまでの過程における「質の高い研究を完成させる」という体験を通じ,学生は目を見張る成長を遂げていることを確認しました.
博士課程の学生に対しては,日本への渡航を前提とした3年間の理想的なスケジュールを提示するとともに,研究の進め方についてアドバイスを行いました.多くの学生が日本渡航を希望しているものの,渡航のための条件やスケジュールについて少々楽観的に捉えているように見受けられました.ミーティング後は上田先生が質問攻めにあっており,学生の意識改善を促すという目的は達成されたように思います.
一方,最大の懸念は教員の採用が遅れている点です.教員採用については,現在,エジプト国内外から多くの問い合わせがあり,研究大学としてのE-JUSTのプレゼンスは向上しているように見えます.今後,円滑な採用が進むことを期待しています.(小川)』