障碍者リハビリセンターと連携したPBL授業の実施

2014年7月1日

メカトロニクス・ロボティクス工学専攻は、Project Based Learning(PBL)の授業において、地域にある障碍者リハビリセンター(Village of Hope)と連携した授業を行いました。具体的には、同専攻の学生がセンターを訪問し、課題を調査・分析し、リハビリテーションに必要なロボットツールの企画を行い、4ヵ月間かけて開発に取り組むというもので、早稲田大学から派遣されているアイマン先生の指導のもと実施されました。

学生たちが選んだテーマは、頭の動きを感知して動く車椅子です。ただし、授業の枠組みでは車椅子への実装までは難しいため、自走ロボットへ実装することとしました。対象者となった女の子を何度も訪問し、その動きをシミュレーションしたうえで開発を行いました。このような取り組みは、学生たちにとっても現実にある課題に取り組むきっかけとなりました。また今回協力を頂いたVillage of Hopeからも、入居者への刺激にもなり大変有意義な取り組みであったこと、また今後も連携を続けていきたいという意向もあり、双方にとってメリットのある活動になりました。

【画像】

【画像】

【画像】

身体障害者用機材開発の様子

【画像】