E-JUSTエルゴハリ新学長の日本訪問

2014年8月10日

2014年8月2日から9日まで、E-JUSTのエルゴハリ新学長が来日し、E-JUSTの主要関係者を訪問し、学長就任の挨拶と更なる連携の強化について意見交換を行いました。外務省では西永国別開発協力第三課長および向中東第一課長、文部科学省では加藤国際統括官(E-JUST理事会委員)を訪問しました。また、JICAにおいては、緒方貞子特別顧問(前理事長)、小寺理事(E-JUST理事会委員)を訪問したほか、E-JUST国内支援委員会に出席し、関係者にE-JUSTの現状を報告するとともに、新学長としての決意表明が行われました。

今回の来日期間中では、1週間という限られた時間の中で5つの本邦支援大学(早稲田大学、東京工業大学、京都大学、九州大学、立命館大学)を訪問しました。
早稲田大学では白井学事顧問(前総長、E-JUST理事会委員)および橋本副総長(E-JUST国内支援委員会委員長)を訪問するとともに、同大学の技術部を視察し、E-JUSTの技術部強化の具体的な方策について意見交換を行いました。京都大学では、松本総長(E-JUST理事会委員)を訪問したほか、京都大学桂キャンパスを視察し、西本元副学長(E-JUST施設キャンパスWGアドバイザー)にキャンパス設計のコンセプトや方針について説明していただきました。
九州大学では、有川総長(E-JUST理事会委員)、安浦理事・副学長(E-JUST国内支援委員会副委員長)を訪問しました。また同大学のE-JUST連携センターを訪問し、E-JUSTの教育・研究面への継続的な支援やダブルディグリーを実現するために具体的な検討を進めることが確認されました。さらに、坂井九大伊都新キャンパス計画推進室副室長(E-JUST施設キャンパスWG委員長)に、伊都キャンパスをご案内いただきました。
東京工業大学では、三島学長を訪問するとともに、同大学の施設を視察しました。ものづくりセンターでは、夏休みにもかかわらず機械加工に精を出す学生の様子や、一般ラボの安全設備等を視察しました。また、産学連携推進本部では、知的財産権の確保に向けた取り組み、学術国際情報センターでは、日本の大学では最速、世界の大学でも13位にランクされるスーパーコンピューターの構成と運用などについて説明を受けました。また、立命館大学においては、平田副総長、カセム総長特別補佐(E-JUST国内支援委員)を訪問し、E-JUSTの管理部門(アドミ)の強化支援を中心に、今後の一層の協力体制強化に向けた支援方策について意見交換を行いました。

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早稲田大学のラボラトリー訪問

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東京工業大学三島学長表敬訪問

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京都大学松本総長表敬訪問

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九州大学有川総長表敬訪問

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立命館大学平田副学長表敬訪問