5S/KAIZEN/TQMワークショップの開催

2015年2月9日

2015年2月8日から9日にかけて、北海道医療大学の半田祐二朗教授をお招きし、5S/KAIZEN/TQMに関する講義とワークショップを開催しました。「5S/KAIZEN/TQM」とは、トヨタ自動車など製造業を起源とした業務環境改善、効率性や品質の向上、それらを通じた経営全体の改善を促す日本型の品質管理手法と言われています。今回はアジア、アフリカ各国で保健医療分野における5S/KAIZEN/TQMの普及、定着に長く携わってこられた半田先生をお招きし、病院の改善事例などこれまでのご経験を踏まえ5S/KAIZEN/TQMについてお話いただきました。

8日の午前中は希望者向けに5S/KAIZEN/TQMの概要についての講義を行いました。また、8日の午後および9日午前中は、E-JUSTの大学事務関係者を中心にE-JUSTが抱える課題について分析をしながら、5S/KAIZEN/TQMの導入について検討するワークショップが行いました。このワークショップで行われたグループワークでは、抽出された課題について優先順位付けを行い、すぐに実施できるものから改善に向けて取り掛かるよう検討作業が行われました。

ワークショップの参加者からは、「今回のワークショップを受けて、自分のオフィスの環境改善についてできるところから始めたい」、「実践例を積み重ね、将来的にE-JUSTで5S/KAIZEN/TQMについての講義ができるようになれば望ましい」、などのコメントがありました。

本プロジェクトではE-JUSTの大学事務能力強化を主な成果の一つとしています。今回のワークショップの結果を踏まえ、E-JUSTでも5S/KAIZEN/TQMを通じた各種改善状況について定点的に確認し、進捗状況を関係者間で随時共有しながら成果の達成を目指していきます。

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