2015年5月19日
2015年5月19日に、第11回E-JUST理事会がアレキサンドリア市内のアレキサンドリア図書館で開催されました。理事会当日は、日本側から白井早稲田大学学事顧問、香川駐エジプト日本大使、小寺JICA理事の各理事および京都大学、九州大学、文部科学省、三菱商事(株)各機関から理事代理の方々が出席されました。
今回の理事会では、第10回理事会以降(2014年9月から2015年5月まで)のE-JUST全体の進捗や成果を確認するとともに、主要事項についての報告・議論が行われました。特に、E-JUSTの法的位置付けの明確化(大統領令発布(2014年10月)および首相令発布(2015年1月)、E-JUST新キャンパス建設に係る詳細設計契約の署名など、これまで課題とされてきたことの進展についてE-JUSTから報告がありました。また、主に首相令発布に関連する学内規程(Bylaws)の改訂や学部および理学系大学院の設置についても議論が行われました。香川日本大使からは、2015年2月に閣議決定された開発協力大綱に関する説明があり、E-JUST理事会では大綱の内容に沿った大学運営を行うことが確認されました。
E-JUSTでは第11回の理事会決定事項を踏まえ、引き続き各種事業の進捗に努めることになります。次回の第12回理事会は、2015年11月後半に開催予定です。
参加者、議事次第は以下のとおりです。