E-JUSTエンジニアのJICA課題別研修への参加

2015年6月8日

E-JUSTのメカトロニクス・ロボティクス工学専攻所属のモハメド・イブラヒムエンジニアが、2015年1月26日から4月23日まで、JICA九州で実施された課題別研修「メカトロニクス・ロボット実践技術」に参加しました。本研修で、モハメドエンジニアは、メカトロニクス分野の基礎的な知識・技術や日本におけるメカトロニクスの適応例を学ぶとともに、E-JUSTのメカトロニクス・ロボティクス専攻の学生が使用する機材使用ガイドラインの作成などを盛込んだ計画書を策定しました。
帰国後の6月8日には、研修成果と事後活動の計画について学内で共有するためにプレゼンテーションしました。今後、7月末までを目処に、本邦研修で策定した計画書の所属部署での検討及び実施をする予定です。

モハメドエンジニアのコメント

「研修で最も有益だったのは、制御工学、電子工学、電気工学、機械工学に関する講義、シミュレーション技術、コンピュータ制御、モーター速度制御等を使った電子回路制作の演習、産業ロボットに関する安川電機の視察や技術教育に関する工業専門家学校の視察、研修後E-JUSTで実施する予定の計画書策定に関して講師の方々と交わした議論でした。E-JUSTでは、機材使用のガイドラインが十分に整備されていないなか学生が機材を使用する状況があることら、帰国後、研修で学んだことを活用しつつ、機材使用のガイドラインを整備することを盛り込んだ計画書を、担当教員や同僚と協議をしつつ実行していきたい。」

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E-JUSTで研修の成果と事後活動の計画を発表するモハメドエンジニア

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発表後プロジェクト関係者と所属専攻スタッフとともに記念撮影