飯島先生（東京工業大学）のE-JUST訪問

E-JUSTの経営工学専攻を支援する東京工業大学から飯島先生が訪問し、2月26日〜3月1日と短い滞在期間ながらも積極的な支援活動をされました。
まず教育支援として、「GIE2（Global Industrial Engineering 2）」における「Business Architecture」を3日間の集中講義で実施。エクササイズを交えた講義により、学生の積極的な発言・発表が行われました。
専攻運営支援に関しては、経営工学の専攻教員やJICAプロジェクト専門家とのミーティングを行い、経営工学専攻および全学的な運営方針に関する貴重な意見交換ができました。
また2011年2月にE-JUST経営工学専攻が開講されてから、本年で丸5年が経過したことから、この度の飯島先生の訪問に合わせて、卒業生・在校生を交えた懇親会を2月28日に開催しました。
「5 Years Reunion Celebration」と銘打った懇親会には、遠くはアスワン、近くはアレキサンドリアと、エジプト各地にて研究・教育活動を続けている卒業生も博士課程修了生4名、修士課程修了生1名の計5名が参加し、在校時と変わらぬ元気な姿をみせてくれました。他大学に異動した教員も駆けつけるなど、大盛況となりました。
懇親会では5年間の経営工学専攻の活動を振り返るとともに、卒業生の在学時および卒業後の実体験を交えた意見を通じて、今後のE-JUST経営工学専攻のより良い在り方について活発な議論が行われました。
議論において、飯島先生は東工大サイドの視点から、過去の5年間について振り返るとともに、今後の協力関係についての展望を語られました。
今次参加した卒業生5名はいずれも、E-JUST在校時に東工大に留学して研究を行った経験を有しており、その経験が卒業後の研究・教育活動に大いに活かされていることが確認されたことは、運営に協力している日本の大学としても喜ばしい成果です。
本懇親会を通じて、教員・学生がE-JUSTファミリーとして、学生の卒業後にも強いネットワークを保ち続けていることは素晴らしいことであり、内外にアピールすべきE-JUST経営工学専攻の競争力の源泉であることが改めて確認されました。

懇親会参加者による集合写真