JICA奨学生の受入

2016年3月10日

2016年3月1日、E-JUSTにとって開設後6年を経て初めて受入れる留学生2名がケニアより到着しました。
この2名は、JICAが支援するジョモ・ケニヤッタ農工大学(JKUAT)の若手教員で、これから3年間JICAからの奨学金を受けて、E-JUSTのエネルギー資源工学専攻(ERE)で博士学位の取得を目指して研究に励むことになります。
留学生受入に向けて、E-JUSTでは1年以上前から寮等生活施設や環境の整備を進め、昨年9月からは留学生募集のための広報活動や入試を実施してきました。また、実際の受入に当たっては、日本では考えられないような時間と手間がかかる政府への諸手続きをE-JUSTの担当者、関係者一丸となり、また、JKUATに拠点を置くアフリカ型イノベーション振興・JKUAT/PAU/AUネットワークプロジェクトのJICA専門家のご協力も得て、精力的に対応し、何とか当初予定通り、2016年春学期に留学生を迎え入れることができました。
また、彼らに続き、エジプトの大手製薬会社であるPharcoからの奨学金を受給することが決定した修士課程の留学生2名もナイジェリア、タンザニアから到着しました。
今回の留学生受入は、E-JUSTがビジョンとして掲げる中東アフリカ地域における人材育成への貢献の第一歩であり、今後の積み重ねによる更なる進展が期待されます。