第3回ソルガム試験栽培終了及び収穫

2018年7月25日

2018年4月より、プロジェクトサイトであるチビノンエコパーク及びカリマンタン島のLIPIカティンガン植物園にて試験栽培中のソルガムが順調な生育を果たしたため同7月に収穫を行った。今回は、2017年8月、12月に次いで3回目の試験栽培となる。

種付けから3カ月で2メートル以上の高さに育ったソルガムは、栽培地周辺の地域住民の協力を得て、栽培土壌とともに種子、葉、搾汁液、バガス(残渣)に分け、インドネシア科学院(LIPI)の各研究所に運搬された。今後、バイオマス植物生産のための施肥技術確立、熱帯荒廃草原の生産農地への転換、ソルガムを用いた低環境負荷型木質材料開発といったプロジェクト研究のために必要なデータ収集、解析が行われる。

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チビノンエコパークのソルガム

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カリマンタン島カティンガン植物園のソルガム

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チビノンエコパークでのソルガム収穫及び分別の様子