中間評価実施と今後の計画

2021年2月17日

プロジェクト開始から2年半、予定の半分が経過しました。プロジェクトではこれまでの活動を見直し、残り2年半のより良い活動に向けて中間評価を行い、今までのまとめとこれからの方針について関係機関と討議し、JCC(合同調整委員会)で合意しました(写真)。

プロジェクトでは稲作を行う小規模農家が自然や天候による大きな損害を受けた時にも仕事が継続できるよう、コメの農業保険の実施と能力強化を目指して、研修や調査を行ってきました。今回はその成果を共有し、さらに指標の見直しなどを行いプロジェクトの内容を一部修正し、活動計画を立てなおしました。

プロジェクト後半では、1.多くの機関が関わる農業保険に対してプラットフォームの設立を推進し、より円滑な意思決定と実施に結びつけること、2.現行のコメに対する農業保険であるAUTPが周知、実施されるように対象地域(東ジャワと南スラウェシ)での人材育成を行っていくこと、3.新しい試みとして、収量インデックス型農業保険の設計を西ジャワで試行することが決定しています。

【画像】合同調整委員会の様子

【画像】

合同調整委員会の様子