南アフリカでのSHEPジェンダー研修に参加しました

2016年5月13日

2016年2月24日から26日にかけて南アフリカ共和国で実施されたJICA農村開発部主催のSHEPジェンダー研修に、PEGRESからカウンターパート3名と日本人専門家1名が参加しました。

PEGRESでは、これまでにケニアで実施されてきたJICA技術協力プロジェクト「小規模園芸農民組織強化プロジェクト(SHEP)」(2006年〜2009年)、「小規模園芸農民組織強化・振興ユニットプロジェクト(SHEP UP)」(2010年〜2015年)で開発・実施された各種ジェンダー活動を、多様な作物を対象とする他の小規模農家支援プロジェクトにおいても活用できるように改訂することを目指しています。一方、SHEP UP終了後に開始された「地方分権化における小規模園芸農民組織強化・振興プロジェクト(SHEP PLUS)」(2015年〜2020年)では、ケニア国内のみならず他のアフリカ諸国においても、SHEPの様々な活動を展開しています。

今回の南アフリカでの研修には、SHEP活動を実施するアフリカ各国からの行政官が参加し、SHEPジェンダー研修の基礎について学ぶと共に、農村に赴いて、農家を対象とした半日のジェンダー研修も実施しました。

PEGRESでは、既にSHEPのジェンダー研修をもとに開発したPEGRESジェンダー研修をプロジェクト対象地域で実施しています。今回の研修に参加したことで、カウンターパートは自分たちの実施している研修と比較しながら、SHEP研修の良い点、またその課題について考える機会を持つことが出来たようです。今回の研修からの学びを、今後の活動に反映させていく予定です。

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南ア研修に参加したPEGRESカウンターパート

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SHEPジェンダー研修について学ぶ参加者

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グループワークを行う参加者

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地元農家を招いてのジェンダー研修