第2回プロジェクト運営委員会会合を実施しました

2016年7月5日

2016年5月4日・5日の2日間、ケニア中央部のニエリ郡において、JICA技術協力プロジェクト「地方分権下における小規模園芸農民組織強化・振興プロジェクト(SHEP PLUS)」と協働で、第2回プロジェクト運営委員会(PSC)会合を実施しました。PSC会合には、ケニア農業・畜産・水産省(MOALF)、財務省、JICAケニア事務所などから計21名(男性6名、女性15名)のPSCメンバー・関係者が出席しました。

会合1日目には、PEGRESとマデラ西県畜産部門がニエリ郡マデラ西県にて、農家グループ「ヒリガ酪農業者自助グループ」に対して実施するジェンダー研修(家計研修)を視察しました。視察参加者よりは「PEGRESによるマデラ西県畜産部門スタッフ、農家グループの能力向上のための取り組みは、農業生産性の向上に寄与しており、さらなる拡大が望まれる。農家グループと畜産部門スタッフの本研修への強い関心、そして、若者の参加を、さらに促進・支援してほしい」とのコメントがありました。

翌会合2日目には、PSCメンバーに対して、PEGRESの活動計画の説明および進捗報告を行い、郡政府およびパートナープロジェクトとの協力を通じたさらなる活動の拡大が推奨され、PEGRESの活動計画・進捗報告が承認されました。

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家計研修:女性グループによる議論の模様

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JICAケニア事務所佐野景子所長による農家グループへの挨拶

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家計研修:ヒリガ酪農業者自助グループとPSCメンバーの交流の模様

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PSC会合でのPEGRES進捗報告の模様