国連砂漠化および干ばつと闘う国際デーへの参加

2018年6月17日

毎年6月17日は、国連が定める砂漠化および干ばつと闘う国際デーです。CADEPのコンポーネント5(地域協力)活動では、JICAとUNCCD(砂漠化対処条約)が共同で声明を発表した「サヘル・アフリカの角 砂漠化対処による気候変動レジリエンス強化イニシアティブ」(以下、AI-CD)を推進し、AI-CDの参加国それぞれが抱える砂漠化および干ばつに対する課題解決に向けた取組を行っています。

本国際デーに向けてケニア政府は、多くの関係機関を巻込み開催の準備を進めてきました。主に、ケニア政府の環境森林省(Ministry of Environment and Forestry(MoEF))の下部機関となるケニア国家環境管理公社(National Environment Management Authority(NEMA))が中心となり、カジアド郡という乾燥地に分類される地域で国際デーのイベントが行われました。

本プロジェクトのカウンターパート機関であるケニア森林研究所(Kenya Forestry Research institute(KEFRI))とともに、プロジェクトの取組やAI-CD活動を紹介しました。普段、気に留めることが少ない砂漠化や干ばつについて人々の関心を高める場を提供することができました。

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環境森林大臣が本プロジェクトのブースに訪れ、数々の質問をされました。

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本プロジェクトのブースに、多くの人々が集まりました。

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マサイの人々に、イベントの記念としてヤギなどの家畜が寄付されました。

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地元コミュニティによる歌や踊りが披露されました。