森林サブセクター作業部会会合

2017年3月24日

ラオスは昨年4月から行っている政府組織改革の一環として天然資源環境省森林資源管理局の農林省森林局への統合を進めている影響で、長らく森林サブセクター作業部会が開催されていませんでしたが、この度3月24日に農林省が担当している農業・地域開発セクター作業部会のもとでの第1回会合が半日開催されました。部局統合の大筋は合意されたものの局内組織や人事が確定していないため、これまで森林サブセクター作業部会を担当していた前天然資源環境省森林資源管理局の次長が議長を務めました。
今回の会合では部会の運営規約案の提案と今後の活動予定を最上位であるラオス政府及びドナーの政策対話の場である円卓会議や上位セクター作業部会での森林関係課題に沿ったものとすることとしました。また、セクター管理・運営に大きな影響を及ぼす森林法改正、3種森林境界見直し、FLEGT交渉(EUの合法材輸入規則に沿った国内制度創設)及びREDD+の現状や予定などについてラオス側担当者からプレゼンテーションが行われ、特に森林法改正内容や3種森林境界見直し手法などについて活発な議論が行われました。

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議長のサイサモン次長(右)と共同議長の牧本次長(左)