カウンターパート研修

2015年12月16日

2015年11月30日から12月9日までの間、保健スポーツ省と保健開発センターのプロジェクトにかかわる主要なカウンターパート5名を日本に招き研修を実施しました。

研修の目的は日本における医師卒後研修制度について理解し、実際に臨床研修が行われている病院を視察し、良い点をモンゴルの卒後研修改善のために役立てることでした。

日本専門医機構、卒後臨床研修評価機構、医師臨床研修マッチング協議会、佐久総合病院、新潟大学医歯学総合病院、新潟県庁、国立国際医療研究センターの多大な協力を得ながら、大変内容の充実した研修を行うことができました。

研修参加者からは、研修内容がプロジェクトで実施している活動に合致していた、参加する前に得ていた知識や理解をさらに深めることができた、モンゴルが現在直面している課題は日本が直面していた課題と同じであるため参考になる事柄が多かった、自国の制度や状況、地域の特性、生活習慣、モンゴルの経済力に合わせて適用できるものは取り入れたい、などの感想がでて、今回の研修が大変有意義であったことが窺えます。今後、今回の研修で得られた経験をプロジェクト活動に反映してもらい、プロジェクト専門家との連携を更に深めながら活動に取り組んでいいければと考えています。

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国立国際医療研究センターでの研修風景

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研修プログラム最終日の報告会で