プロジェクトで提案する発達支援体制

2019年7月25日

当プロジェクトでは、障害の早期発見・発達支援・教育体制構築を目指し、ウランバートル市のバヤンゴル区、フブスググル県、パイロット校においてさまざまな活動を実施いたしました。

パイロット活動の中で開発された「個別教育計画フォーマット」及び「個別教育計画作成マニュアル」が2018年3月29日付教育大臣令第A/155号で、「就学支援会議」及び「校内委員会」が2019年5月14日付教育大臣令A/292号で承認を受けました。

これら一連のパイロット活動の結果を反映させ、発達支援の指針と内容、関係機関の役割等をまとめたのが「障害児のための包括的な発達支援ガイドライン」であり、同ガイドラインの中で下記の支援体制のモデルを示しました。同ガイドラインは、2018年11月15日付社会保障大臣・教育大臣・保健大臣合同令第A/304、A/699、A/460号「マニュアルや様式の承認」により承認されました。今後、モンゴルにおける発達支援体制の構築と全国での具体的な実施の指針となることが期待されます。

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