授業観察、州調整委員会会議、カリキュラム分析ワークショップを実施しました!

2015年1月16日

公平な教育振興プロジェクトでは州レベルでの活動が本格化しています。
2014年12月25日〜2015年1月9日に、対象2州の8つの学校群それぞれの中学校1校、小学校本校1校、小学校分校1校の1クラスずつの授業観察をしました。モロッコ国視学官と日本人専門家が同じ授業を観察することで、授業を見る目を共有することができました。
2015年1月13日にはシャウィア・ウルディガ州で、1月15日にはドゥカラ・アブダ州で州調整委員会第1回会議を開催しました。同会議では12月の合同調整員会で承認されたプロジェクト概要書を州レベル関係者と共有しました。
また、2015年1月13・14日(シャウィア・ウルディガ州)で算数・数学の、1月15・16日(ドゥカラ・アブダ州)で理科のカリキュラム分析ワークショップを開催しました。今後、ワークショップの結果を基に教材作成を進める予定です。
州訪問の中で嬉しいニュースもありました。シャウィア・ウルディガ州の本邦研修(「中東における基礎教育拡充のための教育行財政と学校運営の改善」)参加者が、日本の学校で学んだ学校清掃の仕組みを州内小中学校へ導入する試みをしています。大きなポスターを各学校に配布し、徐々に学校清掃が広まりつつあるそうです。

【画像】

授業観察(2014年12月25日〜2015年1月9日)

【画像】

シャウィア・ウルディガ州調整委員会(1月13日開催)

【画像】

カリキュラム分析ワークショップ(2015年1月13・14日、15・16日)

【画像】

学校清掃を促すポスターと帰国研修員