本邦研修実施を実施しました

2023年2月8日

2022年11月9日から22日まで、ANE,IPカウンターパート5名を日本へ招聘し、JICA中部センターにてザンビア国の研修生と合同で本邦研修を実施しました。未だコロナ禍であることから、参加者は、緊張しマスク、手洗い等対策を行いながらの参加となりました。研修では、橋梁維持管理に係る研修で、点検・補修技術に関する講義を受けるとともに、現地の実橋を視察し、点検・補修技術を学びました。特に、岐阜大学では、木下准教授の講義を受けインフラミュージアムを訪問し、実物の橋梁を見ながら構造を学ぶことができ、施工技術総合研究所では、様々な材料、構造物試験機材を見学し、各種試験の目的、必要性等を学ぶことが出来ました。また、ネクスコ中日本が、名古屋大学に設置し橋梁点検研修に使用している実橋施設を訪問し、点検のポイントや損傷の種類、原因等を学ぶことが出来ました。

コロナ禍出の研修であったことも在り、研修生は、限られた時間内で積極的に質問を行い技術を習得しようとする姿勢が伺えました。本邦研修は、今後も引き続き行われる予定ですので、参加するカウンターパートがしっかりと維持管理技術を学ぶことが出来るような研修内容に取り組んでまいります。

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瀧上工業工場を訪問し鋼橋製作について学ぶ研修生

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JICA中部センターにて長大橋維持管理を学ぶ研修生

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岐阜大学インフラミュージアムにて説明を受ける研修生

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補修材料である炭素繊維材料の試験について学ぶ研修生

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コンクリート橋点検を行う研修生