2022年6月22日
2022年4月、CaDUP・カイゼンのプロジェクトチームは、支援対象の候補州であるガザ州のシャイシャイ市を訪れました。プロジェクトを実施するにあたり、地方政府機関であるDPIC(州商工局)、SPAE(州経済活動事務所)及び、州の商工会との連携を強化するために、局長・所長や担当者との面談を実施しました。また、州内の食事のケータリングサービス、建設業、農産加工業(洗浄・梱包)、精米・販売業などを営む企業を訪問しました。ガザ州では、州政府関係者や商工会の連携が強く、チームとなって、州内の地場産業を振興していきたいという思いが伝わってきました。
また、5月には、ナンプラ州のナンプラ市を訪れ、IPEME、DPIC、SPAEのそれぞれの担当者と合同で会合を行って、プロジェクトの目的及び活動内容のイメージを共有することができました。また、ANJE(青年企業家協会)とも面談し、ナンプラ州の青年企業家達の意気込みや課題などを伺うことができました。さらに、州内のメイズの製粉業、養殖業、製材業などを営む4社を訪問しました。これからの成長が楽しみな企業も多く、ナンプラ州における地場産業振興のポテンシャルの高さを感じました。