新飛行方式導入に係る関係者会議の開催(1回目)−バガン空港及びネピドー国際空港への新飛行方式導入に係る第1回関係者会議の実施−

2015年7月31日

プロジェクトでは、ミャンマー国内にある17空港へ性能準拠型航法(PBN)を導入することを目指しています。今回、その方式設計のコンセプト(概念)設計を行うため航空会社、航空当局、飛行方式設計者を交えて「第一回飛行方式設計にかかる関係者会議(対象バガン空港及びネピドー国際空港)を6月28日に実施しました。

航空会社からは、PBNを利用した経験のあるパイロット数名を招待し、航空当局、管制官及び飛行方式設計者にて、バガン空港周辺への新航空路の設定について協議しました。方式設計者が地図ソフトを用いながらイメージを具体化していきました。カウンタパートにとって、新飛行方式に関する協議会は初めてだったこともあり、プロジェクト主導で実施しましたが、方式設計者にとっては、パイロットの着目点、実際に飛行する際の留意点などを直接意見交換することで、設計者の視点とは異なった視点を新たに認識することができ非常に有意義なものとなりました。

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関係者会議の様子

当日は、バガン空港とネピドー国際空港について意見交換を行いました。プロジェクトでは、今後これらの意見をまとめ概念設計の最終化を行い、続いて本設計に反映することとしています。