第四回Joint Monitoring会議及び第三回合同調整委員会開催

2016年4月13日

ミャンマー国の民間航空局(DCA)の職員の能力開発向上を支援する技術協力プロジェクト「次世代航空保安システムに係る能力開発プロジェクト」が開始されて約1年半経過した2016年3月末から4月にかけて、第四回ジョイントモニタリング会議(Joint Monitoring会議)と第三回合同調整委員会を開催しました。
3月21日に開催したジョイントモニタリング会議は、2015年10月の第三回会議から2016年3月までの活動と成果をJICA専門家とDCA職員双方が確認するもので、プロジェクトの進捗を管理するための重要な会議になります。
DCAからはプロジェクト・マネージャーであるタイ航空安全部長他、各タスクフォース(CNS/ATMマスタープラン策定、性能準拠型航法による飛行方式設定、衛星技術を使用した監視/通信システム(ADS/CPDLC)の性能監視及び不具合解析、民間航空訓練校における航空管制官の訓練教材改善に係る能力開発、民間航空訓練校における航空管制技術官の訓練教材改善に係る能力開発)のメンバー、JICAからは4名の長期専門家が参加しました。各専門家が担当分野の活動と成果について発表し、質疑応答を行いました。

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第四回Joint Monitoringの様子

ジョイントモニタリング会議に引き続いて、4月5日には第三回合同調整委員会(Joint Coordination Committee:JCC)が開催されました。当委員会は、年に一回行われており、次年度の活動計画を決定するもので、プロジェクトの運営上大変重要な会議です。
日本側からはプロジェクト専門家、JICA事務所、JICA本部の関係者、DCA側からはプロジェクト・マネージャーをはじめとするタスクフォースメンバーが一堂に会しました。DCAのタスクフォースメンバーが、2015年度の活動内容と成果のレビュー、2016年度の活動計画についての発表を行うとともに、活動計画について双方で合意しました。
今後も、双方で合意した年間活動計画、PDMの内容に基づいて活動していきます。

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第三回合同調整委員会の様子