学会発表 浸水林マッピング方法論

2019年6月27日

2019年6月14~16日に札幌で開催された第29回日本熱帯生態学会で、プロジェクト成果の1つ「浸水林マッピング方法論開発」に関するパネル発表を行いました。

発表を聞きに来た方々からは、新規性が高いのですぐに論文を作成・投稿すべきという提案や、国立研究開発法人森林研究・整備機構(森林総研)で来年ワークショップを実施して欲しいといった要望もありました。またこちらの方法論が、マングローブなどの他国の他の植生の浸水林やブルーカーボンでも適用できるのか、といった協議が行われました。

ペルーにおける最新の取組成果が、プロジェクトの枠組みから飛び出して広がっていく潜在性を感じる結果となりました。

今後は早期警戒システム等についても学会・論文発表を行い、プロジェクト成果を紹介していく予定です。JICAの技術協力プロジェクトは、途上国の自然資源保全だけではなく国際レベルで学術的にも貢献している好例と考えています。

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パネル発表の様子