第2話:すばらしいパートナー!

2010年2月4日

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研修で力説する職員、左からカンビア県チーフアドミニストレター、カンビア県県議会副議長、ポートロコ県議長、平林リーダー

JICAの業務では、相手国政府(中央や地方)で共に仕事をする職員のことをカウンターパートという。要はプロジェクトの成功のために共に仕事をし、共に汗をかき、共に感動できるパートナーのことである。
このプロジェクトで、シエラレオネのカウンターパートは、本省は内務地方自治地域開発省、ポートロコ県、カンビア県の県議会(日本でいう県庁)がカウンターパートだ。

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研修でで説明する県職員

今、住民に届く住民の声に基づいた開発を行うために、県の職員・議員さんと何度も打ち合わせをしている。
彼らと打ち合わせの回を重ねるごとに、やる気、自主性がびしびしと伝わってくる。参加者から質問が出ると我々JICA専門家が答える前に、カウンターパートである県の職員・議員が熱っぽく説明をする。
このプロジェクトはJICAのものではない。JICAの協力を得て自分たちで自分たちの国をよりよくするんだと、力説する。
私たちが、彼らのことをすばらしい、というのもおこがましいくらいだ。

この人たちと一緒に仕事ができる喜びを感じたい。この人たちとシエラレオネの明るい未来を築く手伝いができたらどんなに幸せだろう。
シエラレオネにはすばらしい能力を持って、より良い国にしようという人たちが沢山いる。
シエラのチカラここにあり。

終わり