第4話:外食編 喧騒な市街のオアシス その1

2010年3月14日

「見積書いてもらえる?」
「何度も見積書書いてるけど、うちではちっとも買ってくれないね。この間見積ったものは買わないの?」
「そうなんだよね。残念ながら他に安いところがあってね、、。だけど今回はわからないよ。だから見積り書いてくれない?」
なんてやりとりしながら、今日もフリータウンの商業の中心地を見積り書を求めて、何軒もお店を回る。
渋滞の激しいところは歩いて店を回る。直射日光を受けるとすぐに汗がにじんでくる。
「ふー、そろそろお腹が空いてきた。昼めし食べよう」とふらっと寄れるのが今回のお店。商業地域の車の行き来の激しい通り沿いにある。

お店に入ると、店員さんがハロー!と気軽に声をかけてくれる。すっかり常連になって、「最近来なかったわね」なんていわれる。
ショーケースに入った食べ物はどれもうまそう。フライドチキン、スパイシーチキン、魚の炭焼き、ハンバーガー、ソーセージロール、シュワルマ(中東のサンドウィッチとも言われているらしい、肉や野菜をパンで包んで巻いたもの)などなど。
手軽に食べられるフリータウン版ファースト店という感じ。日本にもあるチェーン店とは違って、どれも手作り風。しかも値段は安め。お客はほとんどが地元の人たち。ランチタイムになるとお持ち帰りしようと店の中に人が集まる。

午後になると、鯛の炭焼きもお店に並ぶ。ようやく用事を済ませて、いつもより遅くお店にいくと熱々の焼き立て炭焼き魚(鯛の仲間と思われる)にありつける。
2階には同じお店ながらレストランもあって、少々おしゃれにした地元料理が食べられる。これまたおいしい。

町の喧騒のなかでほっと一息つけるオアシスがここにあった。また来るよ〜。

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シャワルマとフライドチキン

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絶品!魚の炭焼き

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2階のレストランの一品

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活気のあるフリータウンの町中