第8話:浜で獲れたての魚をいただく!

2010年10月4日

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網を引き上げる若者たち。

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引き上げた網。圧倒的な数のくらげの中に魚が!

フリータウンの市内から最も近いビーチ(ラムリビーチ)。そのビーチを歩いていると、目の前で網を引き上げている若者たちがいるではないか!このラッキーなチャンスを逃す手はない。

このビーチには、「フィッシュマミー」と呼ばれる、魚売りの女性たちがいる。漁師から魚を直接買い取り、ビーチで売っている人たちだ。しかし、彼女たちが売っている魚が新鮮かどうかはわからない。

ところが目の前でまさに魚が引き上げられようとしている。新鮮な魚を譲ってもらえるかもしれない!という大いなる期待がこみ上げてくる。うまそうな魚を想像しただけで、歩く足も速まる。

彼らは1日に3回網を引き上げるそうだ。1チーム10名程度。1時間以上かけて引き上げられた網には、圧倒的な数のくらげ。その隙間にぴちぴちはねる魚がいる。その中に、サバらしき魚がいた。すかさず漁師のリーダーと値段交渉して購入。

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写真左から:獲れたてのサバ。3枚におろしたぷりぷりの身。サバの塩焼きとロブスターの味噌汁。

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こんなうまいサバは食べたことない!

家に戻って、さっそくサバを3枚におろす(ちなみにじぶんではさばけない)。身がぷりぷりして新鮮そのもの。日本では一夜干しのサバにすっかり慣れていたので、その鮮度に感動です。

塩焼きにして、同じく手に入れた小型ロブスターの味噌汁と一緒にいただく。サバの身はほくほく、ぷりぷり。う〜ん、今まで食べた中で最高のサバ。海の幸に感謝。漁師さんに感謝。シエラレオネに感謝。そしてまたビーチで漁師を探しさまようのだろう。