大臣を招いての第1回パイロットプロジェクト引渡し式実施

2010年7月23日

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改修工事が完了した井戸のテープカット。左からカンビア県議長、内務地方自治地域開発大臣、県議員、平林リーダー。

去る7月12日、パイロットプロジェクトで初めての引渡し式が行われた。記念すべき第1号となったのは以前紹介した133地区の井戸の改修プロジェクトだ。あるNGOが以前工事した井戸が壊れた2箇所の井戸の改修工事をし、新しい手押しポンプを据え付けた。また、住民が自分たちで取り外しできるように維持管理に必要な工具セットも調達した。

式典には内務地方自治地域開発大臣自ら、非常に多忙な中時間を作っていただき、出席していただいた。来賓スピーチの合間には、地元の人々による伝統楽器演奏あり、踊りありの笑いに満ちた賑やかな式典となった。

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井戸水に手を差し伸べて完成を喜ぶ大臣。

その後引き渡しする井戸へ移動し、テープカットを行い、大臣による手押しポンプの試運転へと続いた。ポンプから水が出たときには周囲を取り囲む住民から歓声が上がった。

井戸はプロジェクトからコミュニティへと引き渡された。工事は完了したが、今後はいかにして住民と行政が協力して井戸を維持管理していくか。今後も我々の支援は続く。