第2回指導者養成研修が行われました

2018年6月27日

2018年6月25~27日、ホアビン省ダバック地区にて第2回指導者養成研修が実施され、ダバック地区の20コミューン全ての畜産事務所職員20名が参加しました。昨年8月に実施された第1回目の研修に引き続き実施された今回の研修は、ホアビン省農業農村開発局が中心となって準備し、講師もホアビン省農業農村開発局が務めました。日本側からは、カオソン・コミューンで2016年から実施しているモデル農家の活動を報告、授乳中の母豚の飼養改善により、子豚の早期離乳を促し、結果として母豚の生産性が向上している例を紹介しました。

ホアビン省は今年3月から、独自の予算で新たに5つのコミューンにて75モデル農家を選定、雌豚、種雄豚を供与し、ワクチン、飼料も補助するなど、カオソン・コミューンに準じた活動を実施しており、今回の指導者養成研修にはこれら5つのコミューンの畜産事務所の職員も参加しました。プロジェクトでは今後、ホアビン省と協力して、これら6つのコミューンでの活動をモニターし、必要な技術指導を継続する計画です。

(文責:山岸信子、業務調整員)

【画像】

効果的な飼養管理について協議する研修生と林専門家。

【画像】

ダバック地区畜産事務所職員が研修生として参加しました。