第3回 研修・セミナーの開催

下記の日程で第三回研修・セミナーを4都市で開催しました。

本技術協力プロジェクトの最後の研修にあたる第三回研修ワークショップをハノイ（11月17日）、ダナン（11月24日）、カントー（11月30日）、ホーチミン（12月1日）の4都市において開催しました。関係省庁、各人民委員会の建設局・交通局、プロジェクト運営管理委員会（Project Management Unit：PMU（注））、大学関係者等、各市で約80～90名が参加しました。これまで計3回（10会場）の研修・セミナーで、1,000名にのぼる人数が参加したことになります。

研修・セミナーは、下記に示すプロジェクトの成果の理念と内容の浸透、また建設業界に対して認識と理解を深めることを目的として開催しました。
今回の研修・セミナーでは、JICA短期専門家から「管理省庁・発注者用品質監督検査要領」、「標準安全・環境管理計画書、管理省庁・発注者用安全監督・環境管理検査要領」と「建設事業の工事費用積算ガイドライン」について、建設省からは、「品質管理及び安全管理に関する省令等」と「積算制度の改善と関連省令等」について発表を行いました。
今回で全てのワークショップが終わりましたが、カウンターパートである建設省は、本プロジェクト終了後もワークショップを継続的に実施することを発表しており、今後も研修が持続的に実施できるように最後まで協働でプロジェクト完了を目指します。

（注）PMU（プロジェクトマネジメントユニット）は、プロジェクトの実施・管理を行う機関です。