持続的水産養殖開発研修

背景と目的

【写真】

養殖に関する研修を実施している様子

当機構は1997年から約10年間、黒海沿岸のトラブゾン県に位置する中央水産研究所(SUMAE)を拠点として黒海カレイ(カルカン)の種苗生産に係る技術協力を実施してきました。また、2007年からはアンタルヤ県に位置する地中海水産研究・生産・研修センター(AKSAM)に場所を移し、養殖技術の指導、実業化、普及に適した養殖モデルの開発支援を行ってきました。本事業はこのような協力を通じてトルコに蓄積された水産養殖に係る知見を活用して、トルコ国際開発協力庁(TIKA)と連携しながら中央アジア諸国における持続的水産養殖業技術の普及を行うものです。

事業概要

本事業は、農業村落開発省及びTIKAと連携して中央アジア諸国に向けた研修を実施し、日本及びトルコにおける水産養殖技術にかかる知見、経験の共有を通じて、中央アジア諸国水産養殖技術者の知見・技術の向上を支援するものです。