第四次幹線道路改修計画(2011年度)
The Project for Rehabilitation of Trunk Road, Phase 4
終了案件
- 国名
- エチオピア
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 運輸交通
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2011年6月~
- 供与額
- 41.58億円
プロジェクト紹介
エチオピアの首都アディスアベバから隣国スーダンに至る国道3号線は、首都と穀倉地帯アムハラ州を結ぶと同時に、スーダンからの原油輸入の約80パーセントを担っている同国の最重要幹線道路です。しかしデジェンとデブレマルコス間(68.9キロメートル)が未舗装区間となっており、雨期に度々冠水するなど、道路交通に支障をきたしていました。この協力では、未舗装区間の一部(デジェン~ルマメ間29.0キロメートル)を対象に、舗装整備や橋梁の改修を支援しました。道路の改修後、走行の安全性、快適性が改善され、走行速度の向上、雨期の交通遮断の減少といった目標を達成しています。また、地域住民の医療・教育施設へのアクセス機能の向上、家畜輸送量の増加など農業開発の下支えとなる経済・社会インフラ開発に寄与しました。