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130. メコンデルタ環境データ共有・解析システム(ナレッジハブ)構築の方向性について進む議論(2025年2月13-18日)

今回は、東京大学の溝口勝教授にご出張いただき、共同研究モデル12「メコンデルタの持続可能な開発のためのデータ共有・解析センター」について、カントー大学(CTU)気候変動研究所のVăn Phạm Đăng Trí准教授が率いる研究−チームと議論を行いました(モデル12の研究内容についてはプロジェクトニュースレター第124号などをご参照ください)。

今回の議論では、ナレッジハブに向けた取り組みは、単にデータを収集し紹介するだけでなく、集めたデータをどう分析し、その分析結果に基づいた有益なアドバイスと共にどのようにデータの利用者にフィードバックするかが大事であるという点が、溝口教授により指摘されました。また、各地方省保有するが様々なデータの活用を推進する一方、CTU自身が実施する12モデル研究で得られたデータも、積極的に集め、分析し公開していくことの重要性が強調されました(以下概念図参照)。

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また、ソクチャン省にあるCTUソクチャンキャンパスにおいては、本プロジェクトが支援して開講したスマート農業修士課程第1期学生、及び本プロジェクトに先立ち実施された「カントー大学強化事業」で開講を支援した気候変動とデルタ管理修士課程学生に対して、持続的な農業、水産業にどうデータを活用すべきかというテーマで講義を頂きました。ベトナムの農学・水産学、農水産業を担うべき若い人材にとって、視野を広げ意欲を高める貴重な機会となりました。

関連参考プロジェクトニュース:

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写真1:ナレッジハブに関する議論

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写真2 講義を行う溝口先生(写真右から二人目)。左は今井専門家。

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写真3 講義を終えて