ザンビアにおいて、コメはメイズ依存脱却のための戦略作物の1つであり、その消費は都市部を中心に増加傾向にあります。しかし、栽培技術や収穫後処理技術が未熟で生産性及び品質が低いため国内需要を賄えず、不足分は近隣国や東南アジアから輸入されています。このような状況の下、JICAは、技プロ「コメ普及支援プロジェクト(2015年1月~2019年9月)」等に引き続き本事業を実施し、ザンビア政府のコメ試験研究能力の向上に加え、「クラスター形成型普及」、「市場志向型稲作(コメSHEP)の普及」という新たなアプローチを検証・展開することにより、コメの生産増・農家所得の向上を目指しています。