セミナー開催報告:「Explore Africa Startup Ecosystem in Kyotoアフリカスタートアップエコシステムの最前線!(2月6日in京都)」、「Project NINJAアフリカスタートアップによるピッチイベント(2月8日in東京)」
2024.02.21
起業家支援プログラム「Project NINJA」の一環として、アフリカ7ヵ国(ケニア、ナイジェリア、エチオピア、タンザニア、南アフリカ、ボツワナ、チュニジア)よりスタートアップ及び政府関係者20名が来日し、スタートアップによるピッチや政府関係者よるアフリカ市場の概況を紹介するイベントが開催されました。京都・東京イベントには、あわせて75名程が参加し、アフリカスタートアップビジネスや日本との協業可能性など、活発な意見交換が行われました。
①会議名:Explore Africa Startup Ecosystem in Kyotoアフリカスタートアップエコシステムの最前線!
開催日: 2024年2月6日(火)10:30 ~ 16:30
主催:独立行政法人国際協力機構、一般社団法人京都知恵産業創造の森
場所:京都府京都市
②会議名:Project NINJAアフリカスタートアップによるピッチイベント
開催日:2024年2月8日(木)10:30 ~ 15:30
主催:独立行政法人国際協力機構
場所:東京都千代田区
※②のイベントは、不破氏及びスタートアップのみ登壇
不破氏からは、Project NINJA及びアフリカスタートアップ市場について紹介。アフリカ大陸におけるスタートアップ市場主要国(BIG4)の概要や、アフリカスタートアップ市場の魅力として、潤沢な若年層と人口規模、課題の大きさ故のビジネスチャンスがあることを説明。
ケニア・南アフリカ・チュニジア・ナイジェリア・ボツワナ・エチオピアの政府機関関係者より、経済指標で見る各国概況、イノベーション施策、スタートアップエコシステムについて紹介。スタートアップ法の設立やイノベーション・マスタープランの策定など、政府としてもスタートアップの育成を後押ししていることを説明。また、アフリカ市場が今後の人口増加・経済成長の観点でも益々重要な市場となることを、紹介しました。
太陽光発電を用いた冷蔵設備の販売、プラスチック廃棄物から調理用ガスを安価な価格で生成・販売、IoT技術を活用した小規模農家向け土壌分析サービスの提供、牛の骨からブレーキパッドなどの自動車部品を製造・販売する等、スタートアップ10社によるピッチが行われました。参加者からは、各社原材料の調達方法や品質担保、コスト・価格競争力、製品の耐久性など多くの質問が寄せられました。
ネットワーキングでは、各社事業についての意見交換や今後の技術・資金協力の可能性について本邦事業会社や投資家との商談の場となり、会場は盛り上がっていました。
不破氏によるProject NINJA及びアフリカスタートアップ市場紹介
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子
スタートアップによるピッチ
スタートアップによるピッチ
スタートアップによるピッチ
ネットワーキングの様子
集合写真
scroll