第31回『ワン・ワールド・フェスティバル』に参加しました!

2024.02.13

2024年2月3日(土)・4日(日)に、大阪・梅田スカイビルで開催された『第31回ワン・ワールド・フェスティバル』(ワン・ワールド・フェスティバル実行委員会主催、JICA関西も同委員会の1団体)に、JICAからブース出展するとともにステージプログラム、セミナーを行い、全体で約24,000人の来場者が訪れ、多くの方にJICAとJICA関西について知っていただく機会となりました。

ワン・ワールド・フェスティバルは 1993 年から続く西日本最大級の国際協力・交流のイベントです。世界で起きている課題が日本とも密接に関係していることを市民の皆様に理解いただき、一人一人ができることを考え、行動に移してもらう機会を提供することを目的に毎年開催されています。今回、会場は梅田スカイビルでの初めての開催となりましたが、「共に生きる世界を~みんなで Waku Waku!~」をテーマに、関西地域で国際協力・交流に関わる NPO・NGO、教育機関、企業をはじめ政府機関、国際機関など 80 を超える団体が参加しました。

オープニングセレモニー

開会挨拶には、主催団体の一つとしてJICA関西の木村所長が登壇しました。国内外の自然災害や紛争による被災者への哀悼、お見舞い、平和、復興の願いとともに、今回のテーマである「共に生きる」、助け合いが重要であると述べました。今年は日本が戦後の復興期に国際協力を始めて70周年の節目を迎えること、来年は大阪・関西万博が開催されることに触れ、共に生き、助け合うことで縁が得られ、そこに価値があり、「いのち」を輝かせられる未来をつくるために共に行動しましょうと呼びかけました。

ブース出展

JICAブースでは、JICA事業や海外協力隊、国際協力分野でのキャリアを紹介するとともに、「SDGsツリー」を設置し、SDGsの達成のために自身で取り組んでいること、取り組みたいことを書いていただき、学生や家族連れの方など、2日間で約350人の方々と交流することができました。また、来年開催の大阪・関西万博に向けた「万博で世界のみんなにこんにちは!」をポスターと動画で紹介し、現地語の挨拶も楽しんでいただきました。

ステージプログラム

ステージプログラムでは、JICA関西の事業紹介に続いて、関西地域の大学院で学ぶラオスとガーナのJICA長期研修員(留学生)とそれらの国で2年間JICA海外協力隊として活動してきた2人が、それぞれの国の挨拶や文化などを紹介しました。緑豊かなラオスはエコツーリズムが盛んということもあり、自然や魅力的な料理、そして自然とともに生きる人々の姿の話が印象的でした。チョコレートで知られているガーナは、日本から遠くなかなかその生活を知る機会はありませんが、気候や暮らし、ファッションを素敵な写真とユーモアを交えてお話してもらいました。最後に披露してもらったダンスで会場を盛り上げ、カラフルな民族衣装とメッセージに溢れるステージとなりました。

セミナー

セミナーでは、昨年8月にコロナ禍を経て4年ぶりに実施した教師海外研修の報告会を開催しました。前半は、参加教員11名らが訪問先のペルーの概要や、移民と日系社会、防災をテーマとした海外研修の様子を報告し、後半では、帰国後に各教員が実践した授業の報告を行いました。ペルーに興味のある方、過去に教師海外研修に参加された方、教師海外研修に関心を持たれる方など、多くの方のご参加で会場は大盛況でした(約70名が参加)。

JICAブースやステージ、セミナーに足をお運びいただいた皆様、ありがとうございました。
引き続きJICAは市民の皆様とともに関西地域の国際協力を盛り上げていきます!

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