2022年4~9月に北陸から6名(富山県3名、福井県3名)のJICA海外協力隊がそれぞれの思いを抱いて派遣国に向かいました。6名のJICA海外協力隊から抱負を語ってもらいましたので紹介いたします!
竹端 祐未さん(青年海外協力隊/助産師/パラグアイ)
グアイラ県イタペ家族保健ユニットという機関で、母親学級の定着や妊婦健診、家族計画及び乳幼児の栄養改善などの啓発活動への取り組みを行う予定です。まずは任地での生活に慣れ、任地の方々と同じ目線に立つことからスタートしたいと思います。
谷内 知香さん(青年海外協力隊/ペルー/青少年活動)
ペルー最南端の町、タクナにある児童養護施設で活動します。COVID-19 の影響で日本に帰国してからおよそ2年半、引き続き同じ場所で活動できることになり楽しみで仕方ありません!
感謝の気持ちを忘れずに活動してきます。
紅井 万里絵さん(青年海外協力隊/派遣国:グアテマラ/職種:栄養士)
トトニカパン県という慢性栄養不良の子どもが多い地域にて、主に妊産婦や子どもを対象としたより効果的な栄養改善アプローチを現地の生活改善普及員の方々とともに考えていく活動に従事する予定です。新たなチャレンジですが、地域の方々が主体的に取り組めるような活動を目指し、関係作りや広い視点を大切にしたいと思います。
伊藤 きららさん(青年海外協力隊/ボツワナ/環境教育)
アフリカ南部に位置するボツワナ共和国のトロッケン郡にて、ゴミ削減を目的とした環境教育活動をします。コロナ禍前に活動していたコスタリカ共和国での経験を踏まえて再出発します!1人でも多くの人に「地球環境を守りたい」という強い意思を持って環境保全の先にある「ゴミ削減」のために行動してもらえるよう全力を尽くします!
山田 進一郎さん(シニア海外協力隊(短期)/コロンビア/数学教育)
コロナウイルス感染症拡大まで、海外協力隊のボランティアとして、コロンビアのコーヒー栽培が盛んな地域内のマニサレス市にある国立職業訓練校で、数学教育に取り組んでいました。しかし、突然のコロナ蔓延のため、断腸の思いで急遽日本に戻りました。再度コロンビアに戻れる日を待ち望んできましたが、ついに今回、実現しました。半年ではありますが、前回の活動を踏まえた上でこちらの同僚とともに有効な手立てを考えて、次につながる活動をしていきたいです。そのためにまず、しっかりと計画することが大切だと考えています。期間が短いからといって、”急いては事をし損ずる”と思うからです。各県にあるコロンビア中の職業訓練校をオンラインで繋いで、日本の海外協力隊の活動を伝え理解してもらう事を通じて、職業訓練校同士が連携し協力する体制を築くきっかけになる活動や、職業訓練校の外での活動もJICA事務所と協力して計画しています。
新保 比奈子さん(シニア海外協力隊/ブータン/看護師)
(新型コロナウイルスの影響により)派遣の日を迎えるまで約2年かかりました。派遣前訓練で、ラオス語を勉強しましたが、コロナの影響で派遣先がブータンに変わりました。ブータンでは、病院内の救急医療対応者(EMR)と呼ばれる職種の方と協力して、教育機関内のEMR養成コースで人材育成をする予定です。私は、病院看護師の他に国内外での災害救援活動の経験があるので、そういった知識、技術を現地で共有できればと思います。